具体的にお金の話とは何かを解説します。
婚活をしていると、「どんな人を選ぶべきか?」という悩みは尽きませんよね。
見た目、性格、年収、学歴…判断材料はいろいろあるけれど、見落としがちなのが「お金の話ができるかどうか」という点です。
「まだ付き合ってもないのにお金の話をするなんて引かれるかも…」
「なんとなく聞きづらいし、自分のことも話したくない」
そんな風に感じる人も多いと思います。でも、結婚は「恋愛の延長」ではなく「生活の始まり」。つまり、現実と向き合うことが必要不可欠なんです。
今回は、婚活において「お金の話ができる人を選ぶべき理由」と、実際にどんなお金の話をしておくべきかを、具体的に解説していきます。
なぜ「お金の話」が重要なのか?
結婚生活は“お金の共同生活”
結婚すると、家賃、食費、保険、教育費、老後資金…と、あらゆる出費が発生します。
それらを一緒に考え、管理していく必要があるため、「どんなお金の価値観を持っているか」は極めて重要です。
価値観が違えば、何気ない日常でもトラブルになることは珍しくありません。
たとえば、
- 節約が好きな人と、浪費気味の人
- 将来のために投資をしたい人と、投資に抵抗のある人
- 貯金が得意な人と、お金があるだけ使ってしまう人
こういったズレがあると、結婚後に大きなストレスとなって返ってきます。
金銭感覚のズレは、喧嘩の原因になる
実際に、離婚原因の上位に「金銭感覚の違い」があります。
お金の話を避けて関係を進めると、「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません。
婚活中にしておくべき「お金の話」7つ
では実際に、婚活中の段階でどんなお金の話をしておくべきなのか。
以下の7つは、将来を見据える上で欠かせないテーマです。
1. 毎月の収支(収入と支出)
正確な金額を伝え合う必要はありませんが、「どんなことにどれくらいお金を使っているか」「収入の範囲で生活できているか」は重要な判断材料です。
2. 借金やローンの有無
奨学金、車のローン、クレジットカードのリボ払いなど、返済中のものがあるかどうかは必ず確認しましょう。
借金を隠していて後から発覚すると、大きな信頼の損失につながります。
3. 貯金額と貯金の習慣
「貯金がいくらあるか」よりも、「毎月どれくらい貯めているか」「何のために貯金しているか」が大事です。お金の管理ができる人かどうかの判断につながります。
4. お金の優先順位(何に使いたいか)
旅行、趣味、ファッション、投資など、お金の使い方には人それぞれの“癖”があります。お互いに許容できる範囲なのか確認しましょう。
5. 結婚後の家計管理の方針
財布を一緒にするのか別々にするのか、家計簿は誰がつけるのか、生活費の分担はどうするのか…将来のトラブルを避けるためにも早めに話し合っておくべきです。
6. ライフプランと必要な資金
子どもは何人欲しいか、マイホームは欲しいか、仕事は続けるのか…こうした将来設計と、それに必要な金額の話は早めに共有することが大切です。
7. 保険や資産運用に対する考え方
保険にどれくらい入っているか、投資に対してどう考えているかなども、長期的な生活設計に関わってくる話です。
最近では積み立てNISAを始める人が増えていますが、このあたりのマネーリテラシーが高いお相手だと頼りがいがありますよね。
「お金の話」を避ける人には注意
お金の話を極端に避ける人は、「結婚に対する責任感が薄い」「経済的に不安がある」可能性もあります。
逆に、正直に現状を伝えてくれる人は、信頼できる相手といえるでしょう。
まとめ:お金の話ができる人は、結婚相手として信頼できる
婚活で見るべきは、スペックや雰囲気だけじゃない。
「お金の話を避けずにできるかどうか」は、結婚相手としての誠実さを測る重要なポイントです。
最初は少し勇気がいるかもしれませんが、
将来の幸せのために、今こそお金の話をきちんとできる相手を選びましょう。